トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報28)
平成25年8月2日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
本日(8月2日)、海側トレンチ内高濃度汚染水の汚染源の特定などの調査の一環として、新たに採取した2号機海水配管トレンチ立坑C、3号機海水配管トレンチ立坑Bの7月31日に採取した水のトリチウムの測定結果が以下の通り、とりまとまったことからお知らせします。
2号機海水配管トレンチ立坑Cの分析結果は水深1mと7mが同等で、13mが1m、7mより高い値となっています。また、3号機海水配管トレンチ立坑Bの分析結果は水深による変化はみられませんでした。
<2号機海水配管トレンチ立坑C>
・7月31日採取分:水深1m
トリチウム 240万 Bq/L(2,400 Bq/cm3)(新規)
塩素 700 ppm (お知らせ済み)
セシウム134 1億1千万 Bq/L(11万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
セシウム137 2億3千万 Bq/L(23万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
全ベータ 3億3千万 Bq/L(33万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
水深7m
トリチウム 240万 Bq/L(2,400 Bq/cm3)(新規)
塩素 700 ppm(お知らせ済み)
セシウム134 1億1千万 Bq/L(11万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
セシウム137 2億4千万 Bq/L(24万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
全ベータ 3億3千万 Bq/L(33万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
水深13m
トリチウム 460万 Bq/L(4,600 Bq/cm3)(新規)
塩素 7,500 ppm(お知らせ済み)
セシウム134 3億 Bq/L(30万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
セシウム137 6億5千万 Bq/L(65万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
全ベータ 5億2千万 Bq/L(52万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
<3号機海水配管トレンチ立坑B>
・7月31日採取分:水深1m
トリチウム 36万 Bq/L(360 Bq/cm3)(新規)
塩素 16,000 ppm(お知らせ済み)
セシウム134 1,300万 Bq/L(1万3,000 Bq/cm3)(お知らせ済み)
セシウム137 2,600万 Bq/L(2万6,000 Bq/cm3)(お知らせ済み)
全ベータ 3,200万 Bq/L(3万2,000 Bq/cm3)(お知らせ済み)
水深7m
トリチウム 34万 Bq/L(340 Bq/cm3)(新規)
塩素 17,000 ppm(お知らせ済み)
セシウム134 1,000万 Bq/L(1万 Bq/cm3)(お知らせ済み)
セシウム137 2,200万 Bq/L(2万2,000 Bq/cm3)(お知らせ済み)
全ベータ 3,400万 Bq/L(3万4,000 Bq/cm3)(お知らせ済み)
水深13m
トリチウム 35万 Bq/L(350 Bq/cm3)(新規)
塩素 17,000 ppm(お知らせ済み)
セシウム134 1,200万 Bq/L(1万2,000 Bq/cm3)(お知らせ済み)
セシウム137 2,400万 Bq/L(2万4,000 Bq/cm3)(お知らせ済み)
全ベータ 3,400万 Bq/L(3万4,000 Bq/cm3)(お知らせ済み)
<平成23年4月の2号機取水口スクリーン付近から漏えいした汚染水の性状>
セシウム134 18億 Bq/L(180万 Bq/cm3)
セシウム137 18億 Bq/L(180万 Bq/cm3)
<平成23年5月の3号機取水口スクリーン付近から漏えいした汚染水の性状>
セシウム134 3,700万 Bq/L(3万7,000 Bq/cm3)
セシウム137 3,900万 Bq/L(3万9,000 Bq/cm3)
引き続き、他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて、監視を強化してまいります。また、護岸の地盤改良工事を継続するとともに、今後、取水電源ケーブルトレンチ内の汚染水の移送、閉塞および海水配管トレンチ内の汚染水の浄化など汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいります。
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/index-j.html
以 上
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