トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報17)
平成25年7月23日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウムおよびストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
本日(7月23日)取りまとまった測定結果は以下のとおりです。
・地下水観測孔No.3-1のガンマ核種および全ベータ(7月23日採取分)※新たに設置が完了したもの。
・地下水観測孔No.1、No.1-2、No.1-3、No.1-4、No.2のガンマ核種および全ベータ(7月22日採取分)
・地下水観測孔No.1、No.1-2、No.1-3、No.1-4、No.2、No.3のトリチウム(7月18日、19日採取分)
・港湾内海水(1~4号機取水口内北側海水、1・2号機取水口間海水(表層・下層)を除く)のガンマ核種および全ベータ(7月22日採取分)
・地下水観測孔No.1-2のろ過後のガンマ核種(7月22日採取分)
地下水観測孔No.3-1のガンマ核種および全ベータ測定結果は、地下水観測孔No.3と同程度の放射能濃度でした。
また、地下水観測孔No.1-3(地下水観測孔No.1の西側)測定結果については、全ベータが150,000Bq/Lと過去最大値(7月18日採取分:120,000Bq/L)よりも高い値が検出されました。
引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めるとともに、現在掘削中の他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて、総合的に監視を強化してまいります。
<地下水観測孔No.3-1(新規)>
・7月23日採取分:セシウム134 1.1 Bq/L
セシウム137 2.2 Bq/L
全ベータ ND
<地下水観測孔No.3>(お知らせ済み)
・7月18日採取分:セシウム134 1.2 Bq/L
セシウム137 3.1 Bq/L
全ベータ 76 Bq/L
<地下水観測孔No.1-3>
・7月22日採取分:セシウム134 ND
セシウム137 ND
全ベータ 150,000 Bq/L
<地下水観測孔No.1-3>(お知らせ済み)
・7月18日採取分:セシウム134 ND
セシウム137 0.53 Bq/L
全ベータ 120,000 Bq/L
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.