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報道関係各位一斉メール 2013年

福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報14)

平成25年7月12日
東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウム及びストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。

 本日(7月12日)取りまとまった測定結果は以下のとおりです。
 ・地下水観測孔No.1、No.1-1のトリチウム(7月8日採取分)
 ・港湾内海水のトリチウム(7月8日、9日採取分)
 ・港湾内海水の一部である1~4号機取水口内北側海水、1・2号機取水口間海
  水(表層・下層)のガンマ核種および全ベータ(7月11日採取分)
 ・地下水観測孔No.1-2のろ過後の全ベータ(7月8日採取分)
 ・地下水観測孔No.1-2のろ過後のガンマ核種(7月11日採取分)

 その結果、地下水観測孔No.1-1のトリチウムについては、630,000 Bq/Lと過去最大値(7月5日採取分:600,000Bq/L)よりも高い値が検出されました。

 その他の測定結果については、前回と比較して大きな変動はありませんでした。

 なお、7月11日に採取した地下水観測孔No.1-2のろ過処理後のセシウム134、137の放射能濃度の変化は、前回(7月8日、9日採取)と同様の傾向が見られております。

 引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいるとともに現在掘削中の他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて総合的に監視を強化してまいります。

 <地下水観測孔No.1>
 ・7月8日採取分:トリチウム 410,000 Bq/L
  ・7月5日採取分:トリチウム 430,000 Bq/L(お知らせ済み)
 
 <地下水観測孔No.1-1>
 ・7月8日採取分:トリチウム 630,000 Bq/L
  ・7月5日採取分:トリチウム 600,000 Bq/L(お知らせ済み)

 <取水口内北側海水>
 ・7月9日採取分トリチウム 930Bq/L
  ・7月7日採取分トリチウム 760Bq/L(お知らせ済み)

 <1、2号機取水口間海水(表層)>
 ・7月9日採取分トリチウム 170Bq/L
  ・7月7日採取分トリチウム 570Bq/L(お知らせ済み)

 <1、2号機取水口間海水(下層)>
 ・7月9日採取分トリチウム ND(120 Bq/L)
  ・7月7日採取分トリチウム 210Bq/L(お知らせ済み)

 サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
  URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html 

以 上


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