トップページ > リリース・お知らせ一覧 > 報道関係各位一斉メール > 2013年 > 福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報9)
平成25年7月9日
東京電力株式会社
福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウム及びストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。
本日(7月9日)、新たに設置が完了した地下水観測孔No.1-4(地下水観測孔No.1の北側)および港湾内海水について、昨日(7月8日)採取したガンマ核種および全ベータの測定結果、ならびに、7月2日から5日に採取した港湾内海水のトリチウムの測定結果が取りまとまったことから、お知らせいたします。
地下水観測孔No.1-4のガンマ核種および全ベータの測定結果は、その他の地下水観測孔と比較して、高い濃度は確認されておりません。
その他の測定結果については、前回と比較して大きな変動はありませんでした。
引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めるとともに、現在掘削中の他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて、総合的に監視を強化してまいります。
<地下水観測孔No.1-4(新規)>
・7月8日採取分:セシウム134 1.5 Bq/L
セシウム137 3.6 Bq/L
全ベータ 330 Bq/L
<地下水観測孔No.1>
・7月8日採取分(お知らせ済み):
セシウム134 ND(0.50 Bq/L)
セシウム137 ND(0.47 Bq/L)
全ベータ 1,800 Bq/L
<地下水観測孔No.1-1>
・7月8日採取分(お知らせ済み):
セシウム134 1.9 Bq/L
セシウム137 3.6 Bq/L
全ベータ 4,400 Bq/L
<地下水観測孔No.1-2>
・7月8日採取分(お知らせ済み):
セシウム134 9,000 Bq/L
セシウム137 18,000 Bq/L
全ベータ 890,000 Bq/L
<地下水観測孔No.2>
・7月8日採取分(お知らせ済み):
セシウム134 ND(0.49)Bq/L
セシウム137 0.74 Bq/L
全ベータ 1,700 Bq/L
サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
URL:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/index-j.html
以 上
© Tokyo Electric Power Company Holdings, Inc.