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報道関係各位一斉メール 2013年

福島第一原子力発電所における港湾内海水のトリチウム測定結果について(続報5)

平成25年7月5日
東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所1~4号機タービン建屋東側観測孔においてトリチウム及びストロンチウムが高い値で検出されたことについて、その後の状況についての続報です。

 本日(7月5日)、地下水観測孔No.1-1、7月3日に新たに設置が完了した地下水観測孔No.1-2(地下水観測孔No.1の南側)および港湾内海水について本日(7月5日)採取したガンマ核種および全ベータの測定結果が取りまとまったことから、お知らせいたします。

 地下水観測孔No.1-2(地下水観測孔No.1の南側)のガンマ核種および全ベータの測定結果は、地下水観測孔No.1、地下水観測孔No.1-1と比較して、高い濃度のガンマ核種および全ベータが検出されました。

 その他の測定結果については、前回と比較して大きな変動はありませんでした。

 今後、当該箇所のトリチウムの測定結果につきましても、取りまとまり次第、お知らせいたします。

 引き続き、護岸の地盤改良工事などの汚染拡大防止対策を鋭意進めてまいるとともに現在掘削中の他の箇所の追加ボーリングの結果や港湾内や放水口などの海水の分析結果を踏まえて総合的に監視を強化してまいります。

 <地下水観測孔No.1-1>
 ・7月5日採取分:セシウム134 ND(0.42 Bq/L)
          セシウム137 0.55 Bq/L
          全ベータ 3,800 Bq/L
 ・7月1日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 ND(0.44 Bq/L)
          セシウム137 0.98 Bq/L
          全ベータ4,300 Bq/L

 <(新規)地下水観測孔No.1-2>
 ・7月5日採取分:セシウム134 99 Bq/L
          セシウム137 210 Bq/L
          全ベータ 900,000 Bq/L

 <取水口内北側海水>
 ・7月5日採取分:セシウム134 6.3 Bq/L
          セシウム137 17 Bq/L
          全ベータ 130 Bq/L
 ・7月3日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 13 Bq/L
          セシウム137 23 Bq/L
          全ベータ 310 Bq/L

 <1、2号機取水口間海水(表層)>
 ・7月5日採取分:セシウム134 5.6 Bq/L
          セシウム137 12 Bq/L
          全ベータ 150 Bq/L
 ・7月3日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 5.3 Bq/L
          セシウム137 9.3 Bq/L
          全ベータ 130 Bq/L

 <1、2号機取水口間海水(下層)>
 ・7月5日採取分:セシウム134 6.8 Bq/L
          セシウム137 14 Bq/L
          全ベータ 180 Bq/L
 ・7月3日採取分(お知らせ済み):
          セシウム134 3.0 Bq/L
          セシウム137 8.9 Bq/L
          全ベータ 120 Bq/L 

以 上


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