平成25年５月11日
東京電力株式会社

　４月５日以降お知らせしております、地下貯水槽の状況についての続報です。

　昨日（５月１０日）実施した地下貯水槽関連のサンプリング分析結果についてお知らせします。
　・地下貯水槽No.1～7のドレン孔水
　・地下貯水槽No.1～4，6の漏えい検知孔水
　・地下貯水槽観測孔（地下貯水槽No.1～3周辺）A1～A19
　・地下貯水槽観測孔（地下貯水槽No.6周辺）B1～B3

　昨日（５月１０日）の分析結果は前回（５月９日）実施したサンプリングの分析結果と比較して大きな変動はありませんでした。

　なお、分析の実施にあたって、地下貯水槽ドレン孔No.1,2の全ベータ核種の分析を行ったところ、それぞれ北東側と南西側の分析結果が、これまでの傾向とは逆の値であったことから、北東側と南西側のサンプリングを実施した際に採取した水を逆の分析ボトルに入れ間違えた可能性があると判断いたしました。

　そのため、全ての地下貯水槽ドレン孔のサンプリングについて、午後に採取したサンプリング水にて再分析を実施しました。

　地下貯水槽漏えい検知孔のサンプリングについては、塩素濃度・全ベータ核種の分析結果がこれまでと同様の傾向を示していることから、同様の間違いは発生していないと判断しています。

　昨日、続報136でお知らせいたしました地下貯水槽ドレン孔水の採取時間及び塩素濃度の分析結果につきましては、午後に採取したサンプリング水で再分析を行ったため、以下のＨＰのデータの通り訂正いたします。

　サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
　http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/chosui_13051101-j.pdf

　引き続き、当該貯水槽の水位等について監視強化を行います。

以　上