平成25年４月28日
東京電力株式会社

　４月５日以降お知らせしております、地下貯水槽の状況についての続報です。

　４月27日午前に採取した地下貯水槽No.1のドレン孔水（南西側）の全ベータ値の上昇に関して、４月26日午後と４月27日午後にサンプリングした地下貯水槽No.1の漏えい検知孔水（南西側）の分析結果についてお知らせします。

・地下貯水槽No.1漏えい検知孔水（南西側）
【４月26日午前 全ベータ値】1.4×10^-1Bq/cm³（お知らせ済）
【４月26日午後 全ベータ値】1.9×10^-1Bq/cm³
【４月27日午前 全ベータ値】1.4×10^-1Bq/cm³（お知らせ済）
【４月27日午後 全ベータ値】1.3×10^-1Bq/cm³

　地下貯水槽No.1漏えい検知孔水（南西側）においては、全ベータ値に有意な上昇は確認されませんでした。

　また、地下貯水槽No.1漏えい検知孔水（南西側）の塩素濃度についても、４月27日午前に分析した結果と比較し、有意な上昇は確認されませんでした。

　地下貯水槽No.1のドレン孔水（南西側）の全ベータ値は上昇しているものの、ドレン孔水（南西側）よりも内側に位置している漏えい検知孔水（南西側）の全ベータ値に有意な上昇は確認されていないことから、現時点では、地下貯水槽No.1の汚染水が貯水槽南西側より、新たに外部へ漏えいした可能性は低いものと考えておりますが、原因については引き続き検討してまいります。

　なお、引き続き、当該貯水槽の水位等について監視強化を行います。

　サンプリングの結果については、当社ホームページに掲載しておりますので、ご参照願います。
　ＵＲＬ： http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/chosui_13042801-j.pdf

以　上