平成25年４月11日
東京電力株式会社

　４月５日以降お知らせしております、地下貯水槽の状況についての続報です。

　昨日、地下貯水槽から漏えい検知孔内に漏えいした水の拡散防止策などの作業状況をお知らせしましたが、本日の作業状況をお知らせいたします。

【地下貯水槽から漏えい検知孔内に漏えいした水の拡散防止策】
・地下貯水槽No.1：
仮設ポンプを起動し、漏えい検知孔内（北東側・南西側）の漏えい水を当該地下貯水槽内へ戻す処置を実施。
・地下貯水槽No.2：
本日仮設ポンプの設置が完了したことから、完了後に仮設ポンプを起動し、漏えい検知孔内（北東側・南西側）の漏えい水を当該地下貯水槽内へ戻す処置を実施。
・地下貯水槽No.3：
明日仮設ポンプを設置する予定。なお、漏えい検知孔内（北東側・南西側）の漏えい水を当該地下貯水槽内へ戻す処置については、地下貯水槽No.3から地下貯水槽No.6への移送状況に応じて、明日以降に実施する予定。なお、地下貯水槽No.1と地下貯水槽No.2については、明日以降、漏えい水の採取時に合わせて午前と午後に１回仮設ポンプを起動し、漏えい検知孔内（北東側・南西側）の漏えい水を当該地下貯水槽内へ戻す処置を実施する予定です。

【地下貯水槽No.2北東側漏えい検知孔の貫通部目視確認】
地下貯水槽No.2北東側の漏えい検知孔貫通部の目視確認のため、昨日に引き続き貫通部を覆っている遮水シート（貯水槽上面にある雨水浸透防止用シート）及び、砕石の撤去作業を実施しました。
明日、貫通部近傍の遮水シートの撤去作業が終了すれば、貫通部の目視確認ができる状況となりますが、確認結果については分かり次第お知らせいたします。

【地下貯水槽周辺の汚染状況等を確認するためのボーリング調査】
地下貯水槽周辺の汚染状況及び海側への汚染拡大の有無等を確認するため、本日は観測孔（土壌内の水を採取するための孔で、地下貯水槽周辺で22箇所、地下貯水槽より海側で８箇所を新たに掘削予定）の掘削作業などを実施しました。
明日以降も引き続き観測孔の掘削作業を行い、早ければ４月15日から順次、観測孔より水を採取して分析を開始する予定です。分析結果については分かり次第お知らせいたします。

以　上