トップページ > リリース・お知らせ一覧 > プレスリリース > 2013年 > 東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について
平成25年2月2日
東京電力株式会社
平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
福島第一原子力発電所の事故に関し、同年4月17日、事故の収束に向けた道筋を取りまとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしました。
また、同年12月21日に、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップを取りまとめました。
プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止措置に向けて必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。
当社原子力発電所(福島第一および福島第二原子力発電所)への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。
※下線部が新規事項
【福島第一原子力発電所】
1~4号機 廃止(平成24年4月19日)
5、6号機 地震発生前より定期検査中
※1月28日午前6時58分、3号機使用済燃料プールにおける鉄骨トラス瓦礫の撤去作業に干渉する鉄骨を先行して撤去することに伴い、3号機使用済燃料プール代替冷却の一次系を停止(停止時プール水温度:約9.1℃)。当該瓦礫撤去作業について、夜間は行わないことから、1月28日から2月1日の間、毎日当該冷却系を午前に停止し、午後に再起動を実施。2月1日、当該瓦礫撤去作業が終了したことから、同日午後4時52分、3号機使用済燃料プール代替冷却系を最終起動。最終起動時のプール水温は約11.5℃であり、運転状態について異常はない。プール水温は冷却停止期間において最高約11.5℃まで上昇したが、運転上の制限値65℃に対して余裕があり、プール水温度管理上問題はない。
※2月1日午前6時41分、1号機復水貯蔵タンクの復旧作業の一環として、同タンク内に貯蔵されている水について、1号機廃棄物処理建屋への移送を開始。同日午後5時15分、移送を停止。その後、2月2日午前9時20分、同タンク内に貯蔵されている水について、1号機廃棄物処理建屋への移送を開始。
※1月27日午後1時47分、2号機タービン建屋地下から3号機タービン建屋地下への溜まり水の移送を開始。2月2日午前9時55分、移送を停止。
【福島第二原子力発電所】
1~4号機 地震により停止中
以 上
添付資料
参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)
※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。PDFファイルをご覧いただくには、Adobe Reader(無料)が必要です。Adobe Readerのダウンロード
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