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プレスリリース 2013年

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について
【午後3時現在】

平成25年1月31日
東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、同年4月17日、事故の収束に向けた道筋を取りまとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしました。
 また、同年12月21日に、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップを取りまとめました。
 プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止措置に向けて必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 当社原子力発電所(福島第一および福島第二原子力発電所)への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

下線部が新規事項

【福島第一原子力発電所】
 1~4号機 廃止(平成24年4月19日)
 5、6号機 地震発生前より定期検査中

※1月19日午前11時55分頃、常用高台炉注水ポンプのグランド水を受けているドレン受けから、グランド水が地面(コンクリート)へ溢れていることを当社社員が発見。ドレン受けから水中ポンプにてバッファタンクに移送するためのラインに何らかの原因が発生し、移送が出来ないことから、ドレン受けより溢水しているものと考えている。漏れた水の範囲は、約2m×約4m×約1mmであり、漏えい量は約8リットル。また、漏えい水は土のうによる堰内にとどまっており、堰外への流出はない。漏えいした水の放射能濃度を分析した結果は、セシウム-134が検出限界未満(検出限界値:1.8×10-2Bq/cm3)、セシウム-137が検出限界未満(検出限界値:2.1×10-2Bq/cm3)、アンチモン-125が1.5×10-1Bq/cm3であることから処理水であると想定。午後1時1分から午後1時8分にかけてドレン受けから予備タンクへの移送を行い、午後1時8分、ドレン受けからの漏えいは停止。なお、原子炉注水への影響はない。1月30日、原因はドレン受けから水中ポンプにてバッファタンクに移送するラインがグランド水の凍結により閉塞状態となり移送ができず、グランド水がドレン受けから溢れたと推定した。現在、グランド水については予備ポンプによる移送を手動にて実施しているが、凍結防止対策の完了が確認されるまで手動移送を継続する。

※1月30日午前6時48分、1号機復水貯蔵タンクの復旧作業の一環として、同タンク内に貯蔵されている水について、1号機廃棄物処理建屋への移送を開始。同日午後4時37分、移送を停止。

【福島第二原子力発電所】
 1~4号機 地震により停止中

以 上

添付資料

参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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