プレスリリース 2012年

東北地方太平洋沖地震による当社原子力発電所への影響について

【午後3時現在】

平成24年12月6日
東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、同年4月17日、事故の収束に向けた道筋を取りまとめ、7月19日に、ステップ1の目標「放射線量が着実に減少傾向となっていること」を達成いたしました。その後、12月16日に、ステップ2の目標「放射性物質の放出が管理され、放射線量が大幅に抑えられていること」の達成を確認いたしました。
 また、同年12月21日に、福島第一原子力発電所1~4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップを取りまとめました。
 プラントの安定状態の維持に取り組むとともに、1~4号機の廃止措置に向けて必要な措置を中長期にわたって進めていくことにより、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心して生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 当社原子力発電所(福島第一および福島第二原子力発電所)への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

下線部が新規事項

【福島第一原子力発電所】
 1~4号機 廃止(平成24年4月19日)
 5、6号機 地震発生前より定期検査中

※12月4日午前10時10分、3号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋)へ溜まり水の移送を開始。12月6日午前8時14分、移送を停止。

流量低下が見られていた5号機残留熱除去系海水ポンプ(C)の点検手入作業が終了し、同ポンプを系統に接続するには一時的に残留熱除去系海水ポンプを全て停止する必要があることから、残留熱除去系(A)を12月6日午前8時31分に停止(停止時炉水温度32.7℃)。その後、同日午前11時48分に残留熱除去系(A)を起動(起動時炉水温度34.4℃)。起動時の炉水温度は運転上の制限値100℃に対して余裕があり、原子炉水温度の管理上問題ない。

11月2日に発生した所内共通メタクラ1A~2Aの連系線ケーブル損傷の復旧作業としてケーブル接続作業を行うため、所内共通メタクラ1Aを停止することから、12月6日午前11時12分、1号機原子炉格納容器内への窒素ガス封入を停止。同日午前11時39分、窒素ガス封入を再開。なお、当該時間帯において1号機原子炉圧力容器内への窒素ガス封入は停止していない。

12月6日、3号機原子炉格納容器ガス管理システムのチャコールフィルタ・粒子状フィルタのサンプリングを実施。

12月6日、3号機原子炉建屋上部において、ダストサンプリングを実施。

【福島第二原子力発電所】
 1~4号機 地震により停止中

以 上

添付資料
過去の実績(平成24年1月1日以降)(PDF 616KB)
参考資料(最終更新日時:平成24年4月7日午後3時)
過去の実績(平成23年3月11日~12月31日)(PDF 523KB)
※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績ファイル】ページをご覧ください。

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