チャンネルボックス上部の一部剥離に関する経済産業省原子力安全・保安院への報告について
平成24年8月10日
東京電力株式会社
当社は、過去に柏崎刈羽原子力発電所(以下、同発電所)において、チャンネルボックス*上部の一部に剥離が確認された事象の概要等について報告を行うよう、8月1日に、経済産業省原子力安全・保安院より口頭指示を受けました。
これに伴い、過去に同発電所において確認していたチャンネルボックス上部の一部剥離事象の概略について、あわせてお知らせしております。
その後、当社は、口頭指示に基づき、過去に同発電所においてチャンネルボックス上部の一部に剥離が確認された事象の概要や当時の調査内容、対応等について、報告書として取りまとめて、本日、同院へ報告いたしましたので、お知らせします。
なお、本年8月2日に公表した資料で、同発電所3号機で使用したチャンネルボックス4本に同様の事象が確認された時期を、「平成10年11月」としておりましたが、今回の報告書の取りまとめの中で改めて確認時期を精査したところ、事象を確認したのは「平成9年11月」でしたので、訂正してお知らせいたします。
以 上
*チャンネルボックス
燃料集合体に取り付ける四角い筒状の金属製の覆いのこと。チャンネルボックスを取り付けることにより、燃料集合体内の冷却材の流路を定めるとともに、制御棒作動の際のガイドや燃料集合体を保護する役割を持つ。
別添資料:
「過去に柏崎刈羽原子力発電所で確認したチャンネルボックス上部の一部剥離事象について」(PDF 503KB)
別紙:
「チャンネルボックス上部の一部剥離事象の概要について(訂正版)」(PDF 11.6KB)
(本年8月2日に公表した資料の訂正版)