プレスリリース 2012年

豪州「ロイ・ヤンAプロジェクト」の権益売却について

平成24年6月29日
東京電力株式会社

 当社は、総合特別事業計画に基づく経営の効率化・合理化を進めておりますが、その一環として、本日、2004年4月に取得した「ロイ・ヤンAプロジェクト」の権益(32.5%)を、豪州の大手エネルギー事業者であり本プロジェクトの権益の32.5%を所有するAGLエナジー社(以下、「AGL」)の子会社へ売却いたしました。

 本プロジェクトは、豪州ヴィクトリア州において、主にロイ・ヤンA石炭火力発電所による電力販売を行うもので、当社はこれまで、本プロジェクトへの出資を通じて、AGLと共に主体的に事業運営を行い、石炭火力発電所の運転・保守に関する技術を提供する形で本プロジェクトに貢献してまいりました。当社はこのたび、本プロジェクトの権益を売却いたしますが、石炭火力発電所の運転・保守については、今後7年間、技術支援を継続してまいります。

 また、当社は、本プロジェクトが所有するロイ・ヤン炭鉱の褐炭の利用権を確保するとともに、当社の有する知見を用いて褐炭の中長期的な有効活用に関する調査をAGLと共同で行ってまいります。

 当社は、経営合理化を徹底するとともに、海外事業における技術者派遣・技術支援を通じたプロジェクトへの貢献を継続し、当社技術力の維持・向上に努めてまいります。

以 上

別紙
豪州「ロイ・ヤンAプロジェクト」について(PDF 8.17KB)

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