プレスリリース 2012年

水力発電所「大町新堰発電所」の運転開始について

平成24年5月15日
東京電力株式会社

 当社は、本日、長野県大町市において、水力発電所「大町(おおまち)新堰(しんせぎ)発電所」の運転を開始いたしました。

 当発電所は、平成22年12月に建設工事を開始した、信濃川水系高瀬川(一級河川)の支川である籠川(かごかわ)から取水する農業用水路「大町新堰(おおまちしんせぎ)」にある既存の沈砂池を改良した取水槽兼沈砂池を利用する、有効落差 約114mの水路式水力発電所で、最大出力は1,000kW、発電電力量は年間約610万kWh(一般家庭約1,700世帯分の年間電力需要に相当)となり、これによるCO削減量は年間約2,100トン(一般家庭約420世帯の年間CO排出量に相当)を見込んでおります。

 当社として164箇所目の水力発電所となり、農業用水路を活用した水力発電所の開発は、福沢第一・第二発電所(昭和6年3月営業運転開始当時は富士電力株式会社保有)以来81年ぶりとなります。

 当社は、引き続き、電力の安定供給に努めるとともに、水力発電を含む再生可能エネルギーの利用拡大に取り組んでまいります。

以 上

別 紙
水力発電所「大町新堰(おおまちしんせぎ)発電所」の概要(PDF 131KB)

ページの先頭へ戻ります

公式アカウント:
  • 東京電力 公式Xアカウントのご案内ページへリンクします
  • facebook公式アカウントサイトへリンクします
  • Instagram公式アカウントサイトへリンクします
  • youtube公式アカウントサイトへリンクします
  • 東京電力 公式LINEアカウントのご案内ページへリンクします