プレスリリース 2011年

東北地方太平洋沖地震による影響などについて

【午後3時現在】

                             平成23年9月15日
                             東京電力株式会社

 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震
により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、
立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけし
ておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。
 福島第一原子力発電所の事故に関し、4月17日、事故の収束に向けた、当面の道
筋を取りまとめ、7月19日に進捗状況についてお示しし、ステップ1の目標「放射
線量が着実に減少傾向となっていること」が達成できていると考えております。ま
た、その後の進捗状況については、8月17日にお示ししております。
 原子炉および使用済燃料プールの安定的冷却状態を確立し、放射性物質の放出を
抑制することで、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心し
て生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

 当社設備への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。

※下線部が新規事項

【原子力発電所】
・ 福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止中
 (4〜6号機は定期検査中)

※9月15日午前8時18分頃、協力企業作業員1名が福島第一原子力発電所構内へ入
 構後、全面マスクにチャコールフィルタを装着していないことを確認。その後、
 ホールボディカウンタによる測定の結果、放射性物質の内部取り込み無しと評価。9月15日午前9時44分、3号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(雑固
 体廃棄物減容処理建屋[高温焼却炉建屋])へ溜まり水の移送を停止し、午前9
 時54分、集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋)へ溜まり水の移送を開始。9月15日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへ
 の移送を再開。9月15日午前9時56分、6号機補機冷却海水ポンプを復旧し、起動。同日午後2
 時33分、燃料プール冷却系の流量調整を完了し、使用済燃料プールの冷却を開始。
 これにより、原子炉は残留熱除去系を使用し、使用済燃料プールは燃料プール冷
 却系を使用した、それぞれの系統での単独冷却に移行。

・福島第二原子力発電所 1〜4号機 地震により停止中

・柏崎刈羽原子力発電所 5、6号機は通常運転中
 (1〜4、7号機は定期検査中)

【火力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【水力発電所】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【流通設備等への影響】
・電気の供給については、すべて復旧済み
 (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中)

【電力需給への影響】
 今夏は、お客さまによる節電へのご理解とご協力により、電力需給の安定を確保
することができました。改めて心から感謝申し上げます。

 当社といたしましては、今後も電力需給の安定を確保するために供給力の確保に
全力を尽くしてまいる所存ですが、お客さまにおかれましては、引き続き、無理の
ない範囲での節電をお願いいたします。

添付資料
・過去の実績(平成23年8月1日以降)(PDF 185KB)

参考資料(最終更新日時:平成23年8月19日午前9時)
・過去の実績(平成23年3月11日〜7月31日)(PDF 337KB)

※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績
 ファイル】ページをご覧ください。




	

	



			
			
		

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