(コメント)東北地方太平洋沖地震発生から半年経過に際して
平成23年9月11日
東京電力株式会社
取締役社長 西澤俊夫
本日、東北地方太平洋沖地震発生から半年が経過いたしました。改めて、このた
びの震災によりお亡くなりになられた方々に対しましてご冥福をお祈り申し上げま
すとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
また、震災後、当社福島第一原子力発電所の事故により、発電所周辺の皆さま、
福島県民の皆さま、さらに国民の皆さまに大変なご迷惑とご心配をおかけしている
ことに改めて心よりお詫び申し上げます。
当社は、4月17日に、「福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」をお
示しいたしました。最初の3ヶ月間を「ステップ1」と位置づけ、「放射線量が着
実に減少傾向となっていること」を目標に掲げて取り組んできた結果、計画通り7
月にほぼ達成することができました。
現在は「ステップ2」に移り、目標である「放射性物質の放出が管理され、放射
線量が大幅に抑えられている」状態を目指し、引き続き、取り組みを進めていると
ころです。
今後とも、避難されている方々に一日も早くご帰宅いただけるよう、全力で取り
組んでまいります。
あわせて、10月から開始いたします本格的な賠償を迅速かつ公正に実施するため
に、引き続きしっかりと準備を進めるとともに、今後も、政府・自治体と緊密に連
携をはかりつつ、各方面からのご支援をいただきながら、当社グループの総力をあ
げて取り組んでまいります。
以 上
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