東北地方太平洋沖地震による影響などについて
【午後3時現在】
平成23年9月7日 東京電力株式会社 平成23年3月11日に発生いたしました三陸沖を震源とする東北地方太平洋沖地震 により、当社の原子力発電所をはじめとした設備等が大きな被害を受けるなかで、 立地地域の皆さまをはじめ、広く社会の皆さまに大変なご心配とご迷惑をおかけし ておりますことに対し、心よりお詫び申しあげます。 福島第一原子力発電所の事故に関し、4月17日、事故の収束に向けた、当面の道 筋を取りまとめ、7月19日に進捗状況についてお示しし、ステップ1の目標「放射 線量が着実に減少傾向となっていること」が達成できていると考えております。ま た、その後の進捗状況については、8月17日にお示ししております。 原子炉および使用済燃料プールの安定的冷却状態を確立し、放射性物質の放出を 抑制することで、避難されている方々のご帰宅の実現および国民の皆さまが安心し て生活いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。 当社設備への主な影響について、以下の通りお知らせいたします。 ※下線部が新規事項 【原子力発電所】 ・福島第一原子力発電所 1〜3号機 地震により停止中 (4〜6号機は定期検査中) ※9月7日午後2時53分、1号機原子炉への注水量の低下が確認されたため、注水 量を約3.8m3/hに調整。 ※9月7日午前10時、2号機復水器からタービン建屋地下への溜まり水の移送を開 始。 ※9月7日午後2時55分、2号機原子炉への注水量の低下が確認されたため、注水 量を約3.8m3/hに調整。 ※9月7日午後2時46分、3号機原子炉への注水について、給水系からの注水量を 約5.0m3/hに調整(炉心スプレイ系からの注水は約3.0m3/hで継続中)。 ※9月7日午前10時19分、集中廃棄物処理施設において、サイトバンカ建屋からプ ロセス主建屋への溜まり水の移送を開始。 ・福島第二原子力発電所 1〜4号機 地震により停止中 ・柏崎刈羽原子力発電所 5、6号機は通常運転中 (1〜4、7号機は定期検査中) 【火力発電所】 ・電気の供給については、すべて復旧済み (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中) 【水力発電所】 ・電気の供給については、すべて復旧済み (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中) 【流通設備等への影響】 ・電気の供給については、すべて復旧済み (ただし、設備損傷箇所については、適時対応中) 【今夏の需給見通しと対策について】 9月の需給の見通しとして、供給力は最大で5,560万kW、想定最大電力は、4,606 万kWと見込んでおります。 皆さまには大変なご不便とご迷惑をおかけいたしますが、引き続き無理のない範 囲での節電へのご理解・ご協力をお願いいたします。 以 上 添付資料 ・過去の実績(平成23年8月1日以降)(PDF 174KB) 参考資料(最終更新日時:平成23年8月19日午前9時) ・過去の実績(平成23年3月11日〜7月31日)(PDF 337KB) ※上記資料の最新版は、【「東北地方太平洋沖地震による影響などについて」実績 ファイル】ページをご覧ください。