プレスリリース 2011年

原子力発電所における吊り下げ設置型の高圧遮断器に係る火災防護上の必要な措置の実施等に関する報告書の経済産業省原子力安全・保安院への提出について

                             平成23年6月15日
                             東京電力株式会社

 当社は、平成23年6月1日、経済産業省原子力安全・保安院より、「原子力発電
所における吊り下げ設置型の高圧遮断器に係る火災防護上の必要な措置の実施等に
ついて(指示)」を受領いたしました。
                     (平成23年6月1日お知らせ済み)

 その後、この指示に基づき、当社原子力発電所において吊り下げ設置型高圧遮断
器が設置されていることの確認と、それらに係る火災防護上必要な措置に関する実
施計画についてとりまとめ、本日、同院へ報告いたしましたので、お知らせいたし
ます。

                                  以 上

○添付資料
 原子力発電所における吊り下げ設置型の高圧遮断器に係る火災防護上の必要な措
 置の実施等について(報告)(PDF 177KB)

* 原子力発電所における吊り下げ設置型の高圧遮断器に係る火災防護上の必要な
  措置の実施等について(指示)
                       (平成23・05・30原院第2号)

 平成23年5月30日、原子力安全・保安院(以下「当院」という。)は、東北電力
株式会社から、平成23年東北地方太平洋沖地震及びその後に発生した津波による同
社女川原子力発電所の状況について、報告を受けました。
 当該報告によると、同年3月11日に同発電所第1号機の常用高圧電源盤において
火災が発生し、その原因は、同地震により当該電源盤内において吊り下げ設置型の
高圧遮断器が大きく揺れ、接続導体と周囲の構造物とが接触したため短絡又は地絡
が発生し、これに伴い発生したアーク放電の熱により出火したものと推定されてい
ます。
 これを踏まえ、同様の火災発生を防止するため、当院は、実用発電用原子炉の設
置者に対して、当該設置者が所有している原子力発電所内における吊り下げ設置型
の高圧遮断器の有無を確認し、吊り下げ設置型の高圧遮断器が存在している場合に
は、耐震性の高い構造の高圧遮断器への設備更新を実施すること、吊り下げ設置型
の高圧遮断器の下部に耐震架台を設置すること等の火災防護上必要な措置に関する
実施計画を策定し、当院に同年6月15日までに報告することを求めます。





	

	



			
			
		

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