福島第一原子力発電所における当社社員の被ばく線量の評価作業状況について(続報)
平成23年6月3日
東京電力株式会社
当社は、福島第一原子力発電所における緊急作業時に従事した当社社員の内部
被ばく線量の評価作業*を、順次実施しておりますが、5月30日に、当社男性社
員2名における甲状腺の体内放射能量(よう素131)が高いことが確認されたた
め、その状況について公表しております。
その後、独立行政法人放射線医学総合研究所において当該社員2名の被ばく線
量の評価作業を依頼しておりますが、このたび、現段階での評価状況について、
同研究所より当社に報告があり、その内容を厚生労働省にご報告いたしましたの
で、以下の通り、お知らせいたします。
【当該2名の作業員に関する線量評価】
・A氏:210mSv〜580mSv
・B氏:200mSv〜570mSv
今後も、当該社員2名の被ばく線量の確定をはじめ、当社福島第一原子力発電
所における作業員の被ばく線量の測定、評価を実施してまいります。
以 上
* 被ばく線量の確定作業
作業に伴う被ばく線量と免震重要棟内に滞在中の被ばく線量を評価・加算
するとともに、内部被ばくの預託実効線量(今後50年間に受ける放射線量)
を評価する作業。
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