(コメント)東北地方太平洋沖地震による福島第一原子力発電所の事故・トラブルに対するINES(国際原子力・放射線事象評価尺度)の適用について
平成23年4月12日 このたび東北地方太平洋沖地震による当社福島第一原子力発電所の事故・トラブ ルに対するINES(国際原子力・放射線事象評価尺度)の暫定評価のなかで、福 島第一原子力発電所について「レベル7」の適用がなされました。このことを極め て重く受け止めております。 発電所の周辺地域の皆さまをはじめ、県民の皆さま、さらに広く社会の皆さまに 大変なご心配とご迷惑をおかけし、心より深くお詫び申し上げます。 当社としては、一日でも早く事態を収束させたいと考えており、原子炉の冷却、 放射性物質の飛散防止等を鋭意進めるとともに、様々な方策とその工程・ステップ を検討しているところです。今後とも、政府・関係各省庁、自治体のご支援とご協 力を仰ぎながら、緊密に連携をはかりつつ、事態の収束に向けて全力を挙げて取り 組んでまいります。 以 上 東京電力株式会社 社長 清水 正孝