新型電子式メータの実証試験の開始およびこれに伴う電気供給約款等の変更について
平成22年9月29日
東京電力株式会社
当社は、『2020 ビジョン』において、電力ネットワークをさらにスマート化す
ることを掲げておりますが、その一環として、お客さまの多様なニーズへの対応や
低炭素社会における効率的なエネルギー利用の実現を目的に、新たな機能を有する
計量器(新型電子式メータ)を、段階的にご家庭に設置する実証試験を行うことと
しております。
これまで試験開始に向けた準備を進めてまいりましたが、第1段階として、本年
10月より、東京都小平市の約4千軒のご家庭のメータを新型電子式メータに取り替
え、通信機能などの実証試験を開始いたします。
また、第1段階の実証試験を1年程度実施した後、第2段階として、実施場所に
清瀬市を加えた合計9万軒程度に段階的に新型電子式メータを設置し、お引っ越し、
ご契約変更に伴う作業および検針の遠隔実施など、新型電子式メータの機能を活用
した業務運営の実証試験を開始する予定です。
試験期間は、第1段階と第2段階を合わせて2〜3年程度を予定しており、その
後、試験結果を踏まえ、本格導入の可能性を検討いたします。
本試験の開始に伴い、本日、新型電子式メータの機能の活用に必要となる電気供
給約款等の変更について、経済産業大臣に届出を行いました。
なお、この届出にあたっては、上記の変更に加えて、供給停止後に供給を再開す
る取り扱いを明確化するなどの変更を行っております。
以 上
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