『東京電力グループ中長期成長宣言 2020ビジョン』の策定について
平成22年９月13日
東京電力株式会社
当社は、このたび、新たな東京電力グループの中期経営方針、『東京電力グルー
プ中長期成長宣言 2020ビジョン』（以下『2020ビジョン』）を策定いたしました。
昨今、少子高齢化・人口減少や産業構造の転換といった社会の構造変化に加え、
省エネルギー技術の進展や地球温暖化問題、アジアを中心としたエネルギー消費の
増大等、エネルギー・環境を巡る情勢も大きく変わりつつあります。
東京電力グループは、こうした経営環境の変化に的確に対応するとともに、これ
まで築き上げてきた事業活動を掘り下げ、さらには幅広く展開する好機と捉え、将
来の成長・発展に向けて、より前向きな経営を進めたいと考え、このたび、前回の
「経営ビジョン2010」から６年ぶりとなる『2020ビジョン』を策定し、新たなスタ
ートを切ることといたしました。
『2020ビジョン』は、「エネルギーの最適サービスを通じてゆたかで快適な環境
の実現に貢献します」という「経営理念」のもと、『2020ビジョン』において進む
経営の方向性を、「社会の信頼を大切にする」、「未来を切り拓く」、「人と技術
が活きる」の３つの「経営指針」として掲げております。
さらに、成長実現のための具体的なアクションプランとして「７つのバリューア
ッププラン」を定めるとともに、ビジョン実現を支える財務戦略や、事業・財務両
面の数値目標である「2020ターゲット」を提示しております。
東京電力グループは、これからも、社会・地域のみなさまからの信頼を基本に、
低廉で環境に優しい電気を安定的にお届けするとともに、お客さまにご満足いただ
けるエネルギー・サービスを提供し続けます。
同時に、私たちはとどまることなく前進を重ね、新たな社会・環境貢献を追求し
てまいります。すなわち、発電から電気をご使用いただくところまで、エネルギー
チェーンのさまざまな場面において低炭素化を積極的かつ一体的に進めるとともに、
海外においても、これまで国内の電気事業で培った人材や技術を活かし、効率のよ
い環境性に優れたエネルギー利用を拡げてまいります。
これらの取り組みを企業収益と両立させることで持続的成長を実現し、その成果
を社会のみなさまと共有していきたいと考えております。
以 上
添付資料
・
東京電力グループ中長期成長宣言 2020ビジョン（PDF 2.39MB）
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