プレスリリース 2009年

山梨県米倉山地点におけるメガソーラー発電の設置計画について

                            平成21年1月27日
                            山   梨   県
                            東京電力株式会社

 山梨県(知事:横内 正明[よこうち しょうめい])と東京電力株式会社(取締
役社長:清水 正孝[しみず まさたか])は、本日、山梨県甲府市米倉山において、
出力約1万kWの太陽光発電所を建設するメガソーラー発電計画を共同で進めてい
くことについて合意いたしました。

 本計画は、平成23年度の一部運転開始を目指し、山梨県と東京電力が共同で進
めていくもので、山梨県は、太陽光発電所の土地の提供をはじめ、本計画を通じ
た太陽光発電の普及啓発活動を推進し、東京電力は、太陽光発電所の建設・運転
を担います。具体的な計画内容は以下のとおりです。
 ○米倉山[こめくらやま]太陽光発電所(仮称):
 ・県所有地における、出力約1万kWの太陽光発電所
 ○太陽光発電等PR施設:
 ・県の設置・運営による、太陽光発電等の普及啓発活動を目的としたPR施設

 今回の計画による出力約1万kWの太陽光発電所から得られる年間の発電電力量
は、一般家庭約3,400軒分の年間使用電力量に相当する約1,200万kWhを見込んで
おります。これによるCO排出量の削減効果は年間約5,100tとなる見込みで、
これは、一般家庭約1,000軒分の年間CO排出量に相当します。

 山梨県では、「チャレンジ山梨行動計画」に位置付けられている「さわやか・
やまなし」の実現に向けた環境施策を推進する上で、昨年12月に「山梨県地球温
暖化対策条例」を制定、今年度中に「山梨県地球温暖化対策実行計画」を策定し、
地球温暖化対策を計画的、総合的に推進していくこととしております。
 特に、山梨県は全国有数の日射量を有していることから、この地域特性を最大
限活かすこととし、地球温暖化対策実行計画において、太陽光発電を重点的に取
り上げ、推進することとしております。
 このたびのメガソーラー発電計画はその中核を成すものであり、今後とも再生
可能エネルギーの導入や普及啓発などに、これまで以上に取り組んでまいります。

 東京電力では、低炭素社会の実現に向けた非化石エネルギー比率の向上を目的
として、今後も、太陽光発電について様々な取り組みを通して普及を支援してい
くとともに、自治体との共同事業を含め、メガソーラー発電の自社導入を進めて
まいります。

                                 以 上

添付資料
・別紙:山梨県におけるメガソーラー発電の設置計画の概要(PDF 68.9KB)

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