東通原子力発電所敷地前面海域における海上音波探査の結果について
平成21年1月22日 東京電力株式会社 東北電力株式会社 東京電力株式会社ならびに東北電力株式会社は、新潟県中越沖地震の発生を踏 まえ、これまでに実施してきた海上音波探査による評価結果の信頼性を確認する ために、両社の東通原子力発電所敷地前面の海域に存在を確認しており、これま でに活断層と評価している敷地東方沖断層を対象に、念のための再調査を共同で 実施することとしておりました。 (平成20年7月22日お知らせ済み) 断層調査については、平成20年7月24日より7月26日までの期間において、従 来の調査より精度の高い海上音波探査を実施し、本日までに調査データの評価が 終了いたしましたのでお知らせいたします。 調査の結果、敷地東方沖断層は、断層の位置、活動性ともに、これまでと同様 との評価をいたしました。したがって、すでに実施済みの海上音波探査等により 取得してきた断層調査データについては、その信頼性が確認されたものと考えて おります。 東京電力株式会社東通原子力発電所1号機の設置許可申請における耐震評価な らびに東北電力株式会社東通原子力発電所1号機の耐震安全性評価については、 平成18年9月に改訂された耐震設計審査指針および平成20年9月に出された耐震 安全性評価に反映すべき事項に関する通知*に基づき、引き続き実施してまいり ます。 以 上 ○添付資料 ・東通原子力発電所敷地前面海域における海上音波探査結果の概要(PDF 139KB) * 耐震安全性評価に反映すべき事項に関する通知 「新潟県中越沖地震を踏まえた原子力発電所等の耐震安全性評価に反映すべき 事項について」 (平成20年9月4日付 平成20・08・29原院第10号) 経済産業省原子力安全・保安院が新潟県中越沖地震から得られる知見を整 理し、中間取りまとめに加えて、地震動評価における震源モデルでの不確か さの考慮および地下構造特性の影響考慮、施設への耐震安全性評価における 地震応答解析モデルの確認等について、具体的な反映事項を取りまとめ事業 者に通知したもの。
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