平成19年8月20日
東京電力株式会社
1.需給状況と見通し
今夏の最大電力は6,110万kWと予想されます。これに対して、新潟県中越沖
地震により柏崎刈羽原子力発電所が停止したものの、供給力確保に努めた結果、
供給力は6,275万kWとなり、安定供給は維持できる見通しです。
2.供給力および需要面の対策
<需給逼迫時の緊急・暫定対応>
関係の皆さまのご理解・ご協力により、緊急・暫定措置として塩原発電所
(90万kW)の使用許可をいただきました(7/30)。
<今後の安定供給の確保に向けた取り組み>
平年並みの気温の場合、供給力は確保できる見通しですが、猛暑となり気温が
著しく上昇した場合には、供給力が不足するおそれがあります。そのような事態
を回避し、安定供給を確保するため、以下の取り組みを引き続き実施してまいり
ます。
(1) これまでの供給力確保のための対策を確実に実施するとともに、更なる追
加対策を引き続き検討してまいります。
(2) 夏のピーク対策以降につきましても、引き続き安定供給の確保に努めてま
いります。
(3) お客さまに節電のお願いをさせていただくとともに、需給調整契約により、
猛暑となり需要が著しく増加した場合などの緊急時における需要の削減に
努めてまいります。
以 上
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