平成19年2月23日
東京電力株式会社
日本原燃株式会社六ヶ所再処理工場は、平成18年3月から使用済燃料を使用した
アクティブ試験を開始しており、平成19年11月には本格操業を開始する予定です。
つきましては、平成19年度のプルトニウムの分離・回収に先立ち、「我が国におけ
るプルトニウム利用の基本的な考え方(平成15年8月5日 原子力委員会決定)」
に基づき、六ヶ所再処理工場で回収される当社分プルトニウムの利用計画を、別紙
のとおりお知らせします。
当社は、平成18年度末に約0.3トン、平成19年度末に約1.0トンの核分裂性プルト
ニウムを所有する見通しであります。立地地域の皆さまからの信頼回復に努めるこ
とを基本に、このプルトニウムを、国内MOX燃料加工工場の竣工が予定されてい
る平成24年度以降、当社原子力発電所の3〜4基において、燃料として利用するこ
とを計画しています。
当社におけるデータ改ざん等の問題につきましては、多くの皆さまにご心配をお
掛けし、深く反省しております。立地地域の皆さまのご理解は、原子力発電所運営
にとって欠かせないものであり、当社では、現在、全社を挙げて原因究明と再発防
止策の策定を進めており、信頼回復に全力をあげて取り組んでまいります。
以 上
添付資料
・別紙:六ヶ所再処理工場回収プルトニウム利用計画(平成19年度)(PDF 151KB)
(網掛け部分が当社計画)
・参考:プルトニウム所有量(平成18年9月末時点)(PDF 9.87KB)
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