北海道電力、東京電力、中部電力、関西電力、九州電力および日本原子力発電の6
社は、平成17年度下半期に164本のガラス固化体の返還を予定しております。電
力6社は、164本中144本分のガラス固化体について、原子炉等規制法に従い、
海外からのガラス固化体の返還のために、本日、事業所外廃棄確認を原子力安全基盤
機構に対し申請いたしました。また、平成16年11月24日付けで申請済みの東京
電力分の20本のガラス固化体の事業所外廃棄確認申請書について、変更に係る届け
出をあわせて原子力安全基盤機構に提出いたしました。
このたびの申請は、平成17年度下半期に青森県六ヶ所村にある日本原燃株式会社
の廃棄物管理施設に搬入を予定しております返還ガラス固化体144本分について、
荷主である各電力会社が、ガラス固化体を貯蔵する際に遵守すべき保安のために必要
な措置等について、確認を得るために行うものです。また、届け出は、第10回返還
分で輸送を延期した東京電力分のガラス固化体20本について「確認を受けようとす
る年月日」等の変更を行うものです。
本申請の詳細は別紙1、届け出の概要は別紙2のとおりです。
また、各電力会社は、昨年8月下旬から12月上旬にかけて、仏国COGEMA社
ラ・アーグ再処理工場において、返還されるガラス固化体の測定を実施し、外観等が
良好であることを確認しております。仏国での測定内容と結果については、別紙3の
とおりです。
なお、返還ガラス固化体の輸送は、平成18年2月頃出港、平成18年3月頃到着
を予定しております。
以 上
添付資料
・別紙1:返還ガラス固化体に係る事業所外廃棄確認申請について(PDF 19.3KB)
・別紙2:事業所外廃棄確認申請書本文の変更に係る届け出の概要(PDF 10.4KB)
・別紙3:仏国での測定結果について(PDF 13.4KB)
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