平成18年1月6日
東京電力株式会社
日本原燃株式会社六ヶ所再処理工場は、本年2月から使用済燃料を使用したア
クティブ試験を開始する予定であり、プルトニウムの分離・回収が開始されるこ
ととなります。つきましては、それに先立ち、「我が国におけるプルトニウム利
用の基本的な考え方(平成15年8月5日 原子力委員会決定)」に基づき、六ヶ
所再処理工場で回収される当社分プルトニウムの利用計画を、別紙のとおりお知
らせします。
当社は、平成17~18年度のアクティブ試験により、約0.5トンの核分裂性プル
トニウムを所有する見通しであります。立地地域の皆さまからの信頼回復に努め
ることを基本に、このプルトニウムを、国内MOX燃料加工工場の竣工が予定さ
れている平成24年度以降、当社原子力発電所の3~4基において、燃料として利
用することを計画しています。
立地地域の皆さまのご理解は、原子力発電所運営にとって欠かせないものであ
ります。これからも、引き続き安全運転の徹底と業務品質の向上に全力をあげ、
立地地域の皆さまからの信頼回復を最優先に取り組んでまいります。
以 上
添付資料
・別紙:「六ヶ所再処理工場回収プルトニウム利用計画(平成17,18年度)」
(網掛け部分が当社計画)(PDF 21.0KB)
・参考:プルトニウム所有量(平成17年9月末時点)(PDF 7.8KB) |