福島第一原子力発電所2号機の原子炉手動停止について
平成17年10月10日 東京電力株式会社 当社・福島第一原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット) は、定格出力にて運転中のところ、10月9日午後11時58分、原子炉再循環ポンプ* (B)「インバータ(B)重故障」の警報が発生し、当該ポンプが自動停止した ため、発電機出力が約33万キロワットまで低下しました。(お知らせ済み) その後、プラントを安定に維持するため発電機出力を約18万キロワットまで降 下させ、原因調査を行ってまいりましたが、詳細な調査を実施するためプラント を手動停止することといたしました。 プラントの停止操作は、本日午後6時より開始いたします。 なお、これによる外部への放射能の影響はありません。 以 上 * 原子炉再循環ポンプ 原子炉圧力容器の中の水(冷却材)を循環させるポンプで、運転中はポン プの回転数(スピード)をインバータで制御することにより、原子炉の出力 をコントロールしている。このポンプは2台設置されている。 添付資料 ・福島第一原子力発電所2号機原子炉再循環ポンプ制御の概要図(PDF 9.6KB) |
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