平成16年10月22日
東京電力株式会社
柏崎刈羽原子力発電所
当所4号機は定期検査中ですが、原子炉付属建屋2階中央制御室用送排風機室
(非管理区域)において、平成16年10月21日午後8時4分頃、火災報知器が発報
したことから、午後8時5分頃、消防署へ通報するとともに、当社運転員が同室
へ急行し、火気のないことを確認いたしました。
消防署による現場確認の結果、昨晩の段階では火災ではないとの見解をいただ
き、同建屋地下1階で実施していたディーゼル発電機の試運転で発生した排気に
よるものと判断いたしました。
その後、屋上に設置してあるディーゼル発電機用排気管貫通部の補修作業用の
防炎シートが焦げていたことを確認したことから、本日、消防署により屋上の現
場確認が再度行われ、その結果、午前10時30分頃、今回の事象は「防炎シートの
一部が炭化したぼや火災」であるとの判定をいただきました。
ぼや火災が発生した原因は、同発電機の運転に伴う排気管の熱の影響により防
炎シートの一部が炭化し、発生した煙が送排風機室に入り込み、同室の火災報知
器が検知・作動したものと推定しております。
以 上
別 紙
・添付図(PDF 34.5KB) |