プレスリリース 2004年

福島第一原子力発電所2号機の原子炉手動停止について

                              平成16年9月29日
                              東京電力株式会社

 当社・福島第一原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力78万4千キロワット)は、
定格出力にて運転中のところ、本日、午前8時34分、原子炉再循環ポンプ*(B)
「インバータ(B)重故障」の警報が発生し、当該ポンプが自動停止したため、発電
機出力が54万キロワットまで低下しました。(お知らせ済み)

 その後、午前11時34分、原子炉再循環ポンプ(A)「インバータ(A)軽故障」お
よび「再循環系制御盤故障」の警報が発生したことから、原子炉を停止し、原因調査
を行うことといたしました。
 本日、午後5時30分から原子炉の停止操作を開始し、午後6時頃、発電を停止する
予定です。

 これによる外部への放射能の影響はありません。

                                   以 上


* 原子炉再循環ポンプ
   原子炉圧力容器の中の水(冷却材)を循環させるポンプで、運転中はポンプの
  回転数(スピード)をインバータで制御することにより、原子炉の出力をコント
  ロールしている。このポンプは2台設置されている。

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