平成16年５月18日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　東京電力株式会社

　平成15年度の売上高は、前年度比1.3％減の4兆8,538億円（単独では1.5％減、
4兆7,345億円）、経常利益は前年度比13.5％増の3,077億円（単独では8.4％増、
3,044億円）となりました。また、当期純利益は、「固定資産の減損に係る会計
基準」の早期適用による減損損失448億円を特別損失に計上したことなどにより
前年度比9.5％減の1,495億円（単独では0.8％減、1,518億円）となりました。

　当社の販売電力量は、記録的な冷夏や暖冬の影響により冷暖房需要が減少し
たことに加え、年度前半における生産活動の停滞により産業用需要が伸び悩ん
だことなどから、総販売電力量で前年度比2.1％減の2,760億kWhとなりました。
　内訳としては、電灯は前年度比2.7％減の869億kWh、電力は1.5％減の1,148億
kWh、特定規模需要は2.2％減の743億kWhとなりました。

　収入面では、電気事業において、販売電力量の減少などにより電気料収入が
前年度比1.9％減の4兆5,981億円となりました。これらにより、売上高（営業収
益）は前年度比1.3％減の4兆8,538億円（単独では1.5％減、4兆7,345億円）、
経常収益は前年度比1.3％減の4兆8,780億円（単独では1.4％減、4兆7,604億円）
となりました。

　一方、支出面では、電気事業において、原子力プラントの停止が継続したこ
とにより火力燃料費などの大幅な負担増がありましたものの、退職金・年金制
度の見直しによる人件費の減少や設備投資抑制による減価償却費の減少、金利
低下や社債・借入金残高の減による支払利息の減少など業務運営全般にわたり、
一層の効率化やコストダウンに努めた結果、経常費用は前年度比2.1％減の4兆
5,703億円（単独では2.0％減、4兆4,559億円）となりました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 以　上

添付資料
　・決算概要（PDF 20.5KB） 
　・当社単独決算の概要（収支比較表）（PDF 10.8KB） 
　・次期の見通し（PDF 11.7KB） 
　・収支諸元表（当社単独）（PDF 11.4KB） 
　・平成15年度における経営効率化の実施状況（PDF 15.3KB） 
 
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