プレスリリース 2003年

(お知らせ)福島第二原子力発電所3号機の制御棒ハンドル部の点検ならびに報告について

                         平成15年5月28日
                         東京電力株式会社

 当社は、原子力安全・保安院より、福島第二原子力発電所3号機(沸騰
水型、定格出力110万キロワット)の制御棒1本のハンドル部について、
点検を行うとともに、点検状況などを報告するよう指示を受けました。
 本日、点検状況などをとりまとめ、原子力安全・保安院に報告しました
ので、お知らせします。
 点検の結果、ガイドローラ※取付部に微小なひびが確認されました。
 ひびの原因は応力腐食割れと推定されますが、ひびのある状態で制御棒
を使用しても、挿入が阻害されたり部品が脱落することはなく、制御棒の
機能ならびに安全性に影響を与えるものではありません。
 なお、当該制御棒は調査のために交換致します。

                              以 上

 ※ガイドローラ
   制御棒が燃料集合体の間で円滑に動くようにするため取り付けられ
  ているローラ

<添付資料>
・制御棒概略図及びハンドルのひびスケッチ(PDF 38.3KB)


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