プレスリリース 2001年

柏崎刈羽原子力発電所1号機の定期検査開始について



                        平成13年5月2日
                         東京電力株式会社

 当社は、5月7日から柏崎刈羽原子力発電所1号機(沸騰水型、定格
出力110万キロワット)の第12回定期検査を開始いたします。

1.定期検査のための停止期間
   平成13年5月7日から84日間の予定

2.定期検査を実施する主な設備
(1)原子炉本体
(2)原子炉冷却系統設備
(3)計測制御系統設備
(4)燃料設備
(5)放射線管理設備
(6)廃棄設備
(7)原子炉格納施設
(8)非常用予備発電装置
(9)蒸気タービン

3.定期検査中に実施する主な工事予定
(1)燃料集合体の取替え
    燃料集合体764体中約180体(9×9燃料)を取り替えます。
(2)出力領域計装検出器の取替え
    出力領域計装検出器43本中6本を取り替えます。
(3)アクシデントマネジメント対策工事
    アクシデントマネジメント(注)対策として、原子炉減圧の自動化、
   耐圧強化ベント設備の追加等の工事を実施します。

                                                            以 上

(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その安全性をより
    一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点から、原子炉の設計にお
    ける多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは考えられない炉心損傷に至る事
    故(シビアアクシデント)に対しても、その発生の防止、影響を緩和するための措
    置を講じておくというもので、原子炉設置者である電力会社が自主的に行うことと
    しています。


<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)      定期検査中
     2号機(78万4,000キロワット)    運転中
     3号機(78万4,000キロワット)    定期検査中
     4号機(78万4,000キロワット)    運転中
     5号機(78万4,000キロワット)    運転中
     6号機(110万キロワット)     運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      運転中
     3号機(110万キロワット)      定期検査中
     4号機(110万キロワット)     運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)     5月7日から
                                            定期検査開始予定
     2号機(110万キロワット)     運転中
     3号機(110万キロワット)     定期検査中
     4号機(110万キロワット)     運転中
     5号機(110万キロワット)     運転中
     6号機(135万6,000キロワット)   運転中
     7号機(135万6,000キロワット)   運転中






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