プレスリリース 2001年

定期検査中の柏崎刈羽原子力発電所2号機の発電開始について



                                                  平成13年3月6日
                                                  東京電力株式会社

 当社・柏崎刈羽原子力発電所2号機(沸騰水型、定格出力110万キロワッ
ト)は、平成12年12月2日以来、第8回定期検査を実施してまいりました
が、3月5日午後6時2分発電を開始いたしました。
 今後、定格出力まで発電量を増加させたのち、所管官庁の総合負荷性能
検査を受け、4月上旬頃に定期検査を終了する予定です。

 今回実施した主な工事は、以下の通りです。

(定期検査中に実施した主な工事)

1.燃料集合体の取替え
   燃料集合体764体中172体を取り替えました。なお、取替燃料のうち
    144体については、燃料の効率的な使用および使用済燃料の発生量の 
    低減を目的とした9×9燃料を装荷しました。
2.出力領域計装検出器の取替え
   出力領域計装検出器43本中7本を取り替えました。
3.アクシデントマネジメント対策工事
   アクシデントマネジメント(注)対策として、原子炉減圧の自動化、
    耐圧強化ベント設備の追加等の工事を実施しました。
4.小口径配管修理工事
   主蒸気系等の小口径配管の溶接部を振動に強い溶接構造に変更しま
    した。

                                                            以 上

(注)アクシデントマネジメントとは、原子炉施設の安全性に関し、その
安全性をより一層高めるために努力を重ねることが大切であるとの観点か
ら、原子炉の設計における多重防護の配慮に加えて、現実には起こるとは
考えられない炉心損傷に至る事故(シビアアクシデント)に対しても、そ
の発生の防止、影響を緩和するための措置を講じておくというもので、原
子炉設置者である電力会社が自主的に行うこととしています。

<参考>当社原子力発電所の現況

福島第一・1号機(46万キロワット)      定期検査中
     2号機(78万4,000キロワット)    運転中
     3号機(78万4,000キロワット)    運転中
     4号機(78万4,000キロワット)    運転中
     5号機(78万4,000キロワット)    運転中
     6号機(110万キロワット)     調整運転中
福島第二・1号機(110万キロワット)      運転中
     2号機(110万キロワット)      定期検査中
     3号機(110万キロワット)      運転中
     4号機(110万キロワット)     運転中
柏崎刈羽・1号機(110万キロワット)     運転中
     2号機(110万キロワット)     3月5日より発電開始
     3号機(110万キロワット)     運転中
     4号機(110万キロワット)     運転中
     5号機(110万キロワット)     運転中
     6号機(135万6,000キロワット)   運転中
     7号機(135万6,000キロワット)   調整運転中



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