朝日新聞朝刊連載「プロメテウスの罠」について
平成24年2月9日
東京電力株式会社
朝日新聞朝刊「プロメテウスの罠」において、当社幹部が、福島第一及び第二原子力発電所からの撤退を明言したという記事が出ておりますが、そのような事実はございません。
また、当社社長(当時)の清水が官邸に呼ばれ、撤退しないことを了承したとされておりますが、当社は、福島第一及び第二原子力発電所からの全員撤退を考えたことも、申し上げたこともなく、3月15日午前4時30分頃に清水が官邸に呼ばれ、菅総理から撤退するつもりかと問われた際にも、清水は全員撤退を考えていない旨回答しております。
このことについては、菅総理ご自身も、国会で複数回、答弁されているところです。
○国会 参議院予算委員会での菅総理発言例 (H23.4.25)
「つまり、15日の段階で少なくとも私のところに大臣から報告があったのは、東電がいろいろな線量の関係で引き揚げたいという話があったので、それで社長にまず来ていただいて、どうなんですと、とても引き揚げられてもらっては困るんじゃないですかと言ったら、いやいやそういうことではありませんと言って」
以 上