H19.12.24
12月24日付読売新聞「中越沖地震 柏崎原発では『震度7』」について
- 震度については、正式には気象庁が決定するものであり、当社はあくまで社内の参考値として算出しております。地震時の揺れの観測データから震度を算出する方法については、気象庁のホームページに掲載されており、この方法に当てはめれば試算することが可能です。
- 原子力発電所の耐震設計等においては、地震時の揺れの観測データ(加速度値、波形等)が最も重要であり、この観点から地震観測データ(本震データ)については、7月30日にプレス発表 をさせていただいております。
また、本震データのデジタル値についても、財団法人震災予防協会を通じて公開していることを8月6日にプレス発表 しております。 - しかしながら、原子力発電所の運営に際しては、地域の皆さま方との信頼関係の構築が大前提であることを踏まえ、地域の方々の問題意識やご関心という観点から、社内の参考値等についても、適切な情報発信ができるように、一層努めてまいります。
【参考】
震度・・・人間の体感や建物の揺れ方などと関連づけて、ある地点の地震による揺れの大きさを表すための指標で、現在は、気象庁等の震度計で得られる観測結果を基に、気象庁震度階級という尺度で表されています。
以 上