H17.10.21
東奥日報「50年の選択 下」(平成17年10月21日付)について
平成17年10月21日
東京電力株式会社
10月21日付の東奥日報に、当社の中間貯蔵施設に関する特集記事が掲載されています。この記事において、当社社員が「貯蔵後の使用済燃料は再処理されるとは思っていない」と発言している旨の記載がありますが、当社としての考え方は以下のとおりです。
記
- むつ地点に貯蔵される使用済燃料は、原子力政策大綱に沿って建設される施設、基本的には、第二再処理工場で再処理されると考えている。
- 使用済燃料はプルトニウムやウランを含む有用な資源であり、原子力政策大綱においても、使用済燃料を再処理し、回収されるプルトニウム、ウラン等を有効利用することが基本的方針とされている。
- 中間貯蔵施設は、使用済燃料を貯蔵することで、再処理するまでの間の時間的な調整を行うことを可能にし、原子燃料サイクル全体の運営に柔軟性を付与する手段であり、国の重要な政策であるとともに、当社としても、原子燃料サイクルの一環として、また、原子力発電所の運営上、非常に重要な施設であると考えている。
以 上