当社上来沢川ダム(小武川第三発電所)におけるダム管理の適正性点検結果の報告について
平成24年4月27日
東京電力株式会社
当社は、平成19年5月16日、水力発電設備のデータ改ざんおよび手続き不備について、国土交通省関係各地方整備局*1より、河川法に基づく行政処分および報告徴収の指示*2を受け、「堤体の安全点検、管理体制、関連職員に対する研修等を内容とする自己点検計画」に関する報告書をとりまとめ、国土交通省の関係各地方整備局へ提出いたしました。
(平成19年5月16日(1) (2) 、6月18日 お知らせ済み)
その後、当社は、上記の指示に基づき、毎年、ダムの安全性点検等を実施しており、その結果について、関係各地方整備局へ報告しております。
上来沢川[かみくりざわがわ]ダム(小武川[こむかわ]第三発電所)については、第三者の委員によって構成されたダム安全性等評価委員会*3において、ダム管理の適正性を点検、評価していただき、堤体の巡視・点検結果ならびに計測データ等に異常がなく、十分な安全性を有しているとともに、適正なダム管理がなされていることを確認しております。
このたび、当社は、上記のダム管理の適正性点検結果をとりまとめ、本日、関東地方整備局へ報告しました。
当社は、このたびの点検結果を踏まえ、引き続き、ダムを適正に管理してまいります。
以 上
○別添資料
・ダムの安全性点検等の概要(PDF 87.9KB)
*1:国土交通省関係各地方整備局
国土交通省 関東地方整備局、北陸地方整備局、東北地方整備局、中部地方整備局
*2:河川法に基づく行政処分および報告徴収の指示
小武川第三発電所に対する指示内容については以下の通り(一部抜粋)。
・今後10年間を是正計画の検証期間とし、第三者によるダム管理の適正性点検を行い、その結果を報告すること。
*3:ダム安全性等評価委員会
大町達夫委員長(東京工業大学名誉教授)、他3名の第三者委員によって構成された、ダムの安全性評価ならびに今後の適正なダム管理に対する提言を行うことを目的とする委員会