当社送変電設備の工事届出に関する確認結果について
平成20年4月2日
東京電力株式会社
当社は、発電設備におけるデータ改ざんや法令手続き不備等に関する調査結果を踏まえた再発防止対策を経済産業省原子力安全・保安院へ報告※し、この一環として、業務上の課題や問題を自発的に言い出し、それを積極的に受け止める「言い出す仕組み」を構築し、取り組んでおります。
この取り組みの中で、当社が過去に実施した送変電設備の工事において、電気事業法上の届出に係る手続き不備を23件確認し、事実関係、原因および再発防止対策をとりまとめ、関東東北産業保安監督部に報告しましたので、お知らせいたします。
今回の手続き不備の発生原因は、当時の工事担当者の当該法令に関する認識不足と意識不足であると考えております。当社は、平成18年11月以降に明らかとなった不適切事案に対する強い反省に立ち、再発防止に取り組んでおりますが、本件を踏まえて、関東東北産業保安監督部より改めて手続き要否確認体制の改善や法令教育等再発防止対策の徹底について指導を受けました。
当社は、今回報告した手続き不備に対して速やかな是正をはかるとともに、今後も再発防止対策の着実な実施に向けて取り組んでまいります。
以 上
○別添資料
※経済産業省原子力安全・保安院へ報告
「当社発電設備に対するデータ改ざん、必要な手続きの不備その他同様な問題に関する全社的な再発防止対策についての報告書」の提出について(平成19年4月6日)
「当社発電設備に係る再発防止対策の行動計画についての報告」の提出について(平成19年5月21日)