TEPCOダイレクト

平成20年 社長年頭あいさつ(要旨)

平成20年1月4日
東京電力株式会社

 今年、チャレンジしなければならない大きな課題が3つある。
 1点目は、柏崎刈羽原子力発電所への対応を、一歩一歩着実に、全力をあげて行うこと。
 その際大事なことは、発電所の点検・調査状況や今後の計画などを「見える化」し、立地地域や社会の皆さまに分かりやすくお知らせすること。東京電力グループ社員全員が、自らの仕事の中で発電所の状況を説明できる、いわば広報マン・広報ウーマンであって欲しい。特に立地地域の皆さまへのお知らせの際には、何を心配されているのか、何に関心をお持ちなのかということに、今まで以上に感度を高めて対応して欲しい。

 2点目は、今年も一丸となって、当社グループの最大の使命である安定供給を確保すること。
 今年の冬、夏の供給力確保に向け、全力で取り組んでいるところだが、古い火力をフル稼働させるので、ピーク期間はもとより、それ以外の時期についても、しっかりと設備への目配り・心配りをお願いしたい。

 3点目は、費用削減を徹底し、収支均衡に向けて努力すること。
 業務の簡素化・標準化については繰り返し申し上げているが、改めて本日をスタートにして、粘り強く取り組んで欲しい。第一線職場での一人ひとりの必死の取り組みと、それをしっかり受け止める管理職、店所、本店各部の迅速な対応が、費用削減のカギである。

 こうした直面する課題の克服にあたり共通することは、将来の当社グループの成長や事業発展につなげていくことであり、本年のキーワードを「前進」としたい。グループ社員全員が、困難から逃げることなく、ひたすら前へ前へ、前進する年でありたい。
 厳しい冬の間、雪の下で蕾として過ごし、春早く、雪の消えるのを待ちかねて地表に可憐な花を咲かせる雪割草という花がある。今は厳しい逆境の中にあるが、積み重ねた努力が花開くときが必ず来ると確信している。それぞれの職場で是非とも頑張って欲しい。

以 上


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