2月の販売電力量1.1%減、6ヶ月ぶりの前年割れ
東京電力の2月の販売電力量は、前年同月比1.1%減の253億kWhと6ヶ月ぶりの前年割れとなりました。検針日数が短かった「電灯」が前年割れとなったほか、産業用も大口電力が3ヶ月ぶりに前年割れとなったことなどによるものです。
2月は寒波に見舞われた6日18時に、最大電力が5,236万kWを記録、冬季としては8年ぶりに最大記録を更新しました。ただ冬型の気圧配置は長く続きませんでした。
家庭用の「電灯」は、検針日数が前年より短かったことから、前年同月比3.8%減と4カ月ぶりに前年割れとなりました。
大口電力は、「化学」(6ヶ月ぶり)、「非鉄金属」(3ヶ月ぶり)、「鉄鋼」(4ヶ月連続)などが前年割れとなったことが影響し、前年同月比0.4%減と3ヶ月ぶりに前年割れとなりました。「機械」は、7ヶ月連続でプラスの伸びとなりました。
以上
「販売電力量」につきましては、タイムリーに情報提供させていただくため、速報の数値をもってお知らせしております。
なお、確報の値が出ましたら、すみやかに変更いたします。