「第8回東京電力グループ企業倫理委員会」の開催について
当社は、「第8回東京電力グループ企業倫理委員会」を、2月28日(水)に開催いたしました。概要は以下のとおりです。
1.開催日時等
日時: 平成30年2月28日(水)15時00分~16時50分
場所: 東京電力ホールディングス株式会社 本社会議室
出席者:
(委員長) 小早川 智明 代表執行役社長
(副委員長) 佐伯 光司 常務執行役
(委員) 札野 順 東京工業大学教授
中西 晶 明治大学教授
房村 精一 弁護士
坂田 幸治 東京電力労働組合中央執行委員長
2.審議・報告事項
a.「第20回社員意識調査」ならびに「2017年度企業倫理に関する意識調査」の結果について
○社員意識調査における社員の「働きがい」や「幸福度」等の各設問の結果について、組織・労務人事室から、また、企業倫理に関する意識調査の結果について、企業倫理グループから報告した。
b.2018年度東京電力グループ企業倫理活動方針について企業倫理グループから方針案を付議し、承認された。
c.相談窓口の受付・対応状況
○平成29年4月1日から平成29年6月30日の間に受付けた相談案件のフォローアップ結果について付議し、承認された。
○平成29年10月1日から平成29年12月31日の間に受付けた相談案件および継続案件2件の計34件について付議し、承認された。
3.委員からの主な意見
○両意識調査の合同実施が社員の負担軽減に貢献したことで、回答率が向上したのではないか。両意識調査の相関性は設問によってはあるとみてよいと思うので、今後もあわせて議論していくといいのではないか。
○意識調査において、技術・技能の維持・伝承の設問の悪化も問題だが、数値が低いこと自体が気になる。現場での技術がうまく伝わっていないことは、長期的には大きな問題であり、どうしていくか考えていく必要がある。
○技術・技能の伝承のためには、スキルの見える化が必要だが、単にスキルだけでなく、何を大切にして仕事をするかというスピリットを、コミュニケーションを通して伝える必要がある。
○企業倫理の活動方針について、より上を目指すことは重要だが、これまでの経緯も基礎となるものとして忘れずに取り組んで欲しい。
○最近他社で不祥事が発生しているが、不祥事の防止は何よりも風通しのよい職場であることが必要であり、不祥事を起こす気持ちにならないよう、地道に社員に教育をしていくしかない。
○心理的に安全な職場では不正は起こらないとされているので、心理的な安全性を企業の中でどう高めるか検討するといい。
4.次回の予定
○第9回東京電力グループ企業倫理委員会を、平成30年6月4日(月)15時から開催する予定。
以 上