水処理施設設備の設置計画について
平成23年4月27日 東京電力株式会社 ■目的 タービン建屋等に滞留した放射線レベルの高い滞留水の流出防止を目的として、 滞留水を集中廃棄物処理建屋に4月19日より移送を開始した。今後、集中廃棄 物処理建屋に移送・貯蔵した滞留水を処理し、原子炉への注入水に利用するた めの設備を設置する。 ■設備の概要 集中廃棄物処理建屋に移送された水の油分を分離し、放射線レベルの低減と塩 分除去を行うため、油分離器、放射性物質処理システム、淡水化システムから 構成される設備を設置する。 ■スケジュール 基本設計はほぼ完了し、5月上旬より発電所への水処理施設の搬入、6月の運 転開始を目指している。 また、処理した水や放射線レベルの低い水を保管・処理するタンクなどは、設 置作業中。
タービン建屋等の水処理施設の構成
以 上