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平成20年度 不適合管理委員会報告情報(平成20年8月19日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成20年8月19日(火)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 10 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
復水浄化系復水ろ過器(G)塔の再生時、ろ過器ベント弁及びドレン弁の電磁弁に動作不良が認められため、当該電磁弁を点検。 |
D |
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2 |
2号機 |
設備監視において、原子炉建屋6階炉心上部監視用ITVの映像不良(モニタ画面が見づらい)が認められたため、当該ITV設備を点検。 |
D |
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3 |
3号機 |
ホームページ掲載の取放水温度差について、プラント停止のためお知らせの掲載と欠測時の自動メッセージ「3号機データ欠測中 原因について調査します。」の除外設定をしていたが、同メッセージが掲載されたため、除外設定の優先順位の誤りを修正。 |
D |
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4 |
3号機 |
原子炉再循環ポンプ(A)位相計点検において、信号ケーブル用フレキシブル電線管に亀裂が認められたため、当該フレキシブル電線管を取替。 |
D |
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5 |
3号機 |
設備パトロール時、タービン建屋加熱蒸気系供給配管の自圧式圧力制御弁に制御不良(設定より低い)が認められたため、当該弁を調整。 |
D |
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6 |
3号機 |
起動操作時、主蒸気隔離弁外側の弁間配管ドレン弁(空気作動弁)にシートパスが認められたため、当該弁を点検。 |
D |
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7 |
4号機 |
タービン建屋天井クレーン(225t)点検において、当該クレーン運転室制御盤内電源ケーブル番号の一部に制御展開接続図との相違が認められたため、調査及び対応検討。 |
D |
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8 |
4号機 |
設備監視において、「復水系試料採取装置故障」表示が発生した。現場を確認したところ、復水ろ過装置入口試料採取点恒温装置の温度高が確認され、同装置電源ユニットに動作不良(温度制御不良)が考えられることから、当該電源ユニットを補修。 |
D |
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9 |
1.2号廃棄物 処理設備 |
低電導度廃液系サンプルポンプ(B)点検に伴う停止作業において、同系サンプル槽(A)に水位低下が確認され、同ポンプ循環弁にシートリークが考えられることから、当該循環弁を点検。 |
D |
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10 |
3.4号廃棄物 処理設備 |
設備パトロール時、固化系設備濃縮廃液供給ポンプシール水入口弁開度表示器表示棒に変形が認められたため、対応検討。 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な
事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 以下のうち、法律に基づく報告事象に該当しない軽度な場合
・ 安全上重要な機器等の機能に支障を及ぼすおそれのある故障
・ 管理区域内の放射性物質の漏えいが継続している場合 など
・ 原子炉への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を
確保する観点から速やかに詳細を
公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 原子力発電設備に係わる機器に影響を及ぼす水の漏えい
・ 圧力抑制室等への異物の混入
・ 原子力発電設備に係る業務における人の障害 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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