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平成20年度 不適合管理委員会報告情報(平成20年6月26日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成20年6月26日(木)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 10 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
使用済樹脂系の原子炉冷却材浄化系逆洗受ポンプ(A)点検準備作業時、同ポンプ逆洗受タンク側入口弁にシートリークが認められたため、当該弁を点検。 |
D |
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2 |
1号機 |
使用済樹脂系の原子炉冷却材浄化系逆洗受ポンプ(A)点検準備作業時、同ポンプ吸込弁にシートリークが認められたため、当該弁を点検。 |
D |
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3 |
1号機 |
高電導度廃液系受ポンプ(B)点検時、同ポンプのインペラとウェアリングの間隙寸法に判定値外れが認められたため、対応検討。 |
D |
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4 |
1号機 |
碍洗防災ポンプ*(B)用電動機点検において、コイル抑え板(楔)2本に緩みが認められたため、当該コイル抑え板を交換。 *送電線の碍子洗浄及び変圧器の防災用のポンプ |
D |
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5 |
1号機 |
相分離母線ダクト下部床面に油溜まり(約5cc、ベーパー分の液化と推定)が確認されたことから、当該油溜まりを汚染検査(汚染なし)後、拭き取り除去、受け容器設置、対応検討。 |
D |
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6 |
2号機 |
設備パトロール時、原子炉冷却材再循環ポンプ可変周波数電源装置の油冷却器(B)入口温度制御弁の保温材が外れているのが確認されたため、当該保温材を補修。 |
D |
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7 |
3号機 |
熱交換器建屋の工具類搬出作業において、運搬車の車輪がトイレ排水枡の蓋に上がり、蓋が破損したことが確認されたことから、当該排水枡の蓋を交換、開口部を養生、対応検討。 |
D |
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8 |
4号機 |
設備パトロール時、原子炉補機冷却系第2中間ループサージタンク補給水ストレーナ差圧計に指示値不良(ハンチング)が認められたため、当該差圧計を点検。 |
D |
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9 |
1.2号廃棄物 処理設備 |
洗濯廃液再使用水ポンプ(B)点検時、シャフトスリーブにおいて、腐食が認められたため、対応検討。 |
D |
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10 |
1.2号廃棄物 処理設備 |
高電導度廃液貯留水ポンプ(B)点検時、シャフトスリーブにおいて、腐食が認められたため、対応検討。 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な
事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 以下のうち、法律に基づく報告事象に該当しない軽度な場合
・ 安全上重要な機器等の機能に支障を及ぼすおそれのある故障
・ 管理区域内の放射性物質の漏えいが継続している場合 など
・ 原子炉への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を
確保する観点から速やかに詳細を
公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 原子力発電設備に係わる機器に影響を及ぼす水の漏えい
・ 圧力抑制室等への異物の混入
・ 原子力発電設備に係る業務における人の障害 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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