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平成20年度 不適合管理委員会報告情報(平成20年4月3日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成20年4月3日(木)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 7 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
換気空調系環境改善用冷却水系冷凍機(A)点検時、エコノマイザ室サイトグラス(覗き窓)に破損(ひび)が認められたため、当該サイトグラスのガラスを交換。 |
D |
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2 |
4号機 |
非常用ディーゼル発電設備冷却系冷却水ポンプ(A)用電動機点検時、同電動機回転子中心端部に曲がりが認められたため、対応検討。 |
D |
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3 |
4号機 |
原子炉補機冷却系第2中間ループ熱交換器(B)伝熱管の渦流探傷検査において、伝熱管8本の残存肉厚に判定値外れが認められたため、当該伝熱管を交換。 |
D |
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4 |
4号機 |
定期事業者検査「2F-4G 一般電気設備定検工事」の工事追加仕様書において、記載漏れが認められたため、当該仕様書に追記。 |
C |
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5 |
4号機 |
中央操作室内鍵保管箱において、同保管箱内から現場操作用鍵1組の紛失が認められたため、当該鍵を捜索。 |
D |
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6 |
4号機 |
定期事業者検査「原子炉保護系インターロック機能検査(その3)(*PCIS論理回路試験)」実施中、「主蒸気内側隔離弁トリップ論理作動」及び「主蒸気外側隔離弁トリップ論理作動」警報が発生したことから検査を中断した。調査した結果、復水器真空度低トリップバイパススイッチ(キー付き)の選択位置が「バイパス」であるべきところ、「通常」になっていたことが判明した。発生した警報による当該機能検査への影響がないことを確認し、検査を再開、対応検討。
*PCIS:一次格納容器隔離系(Primary Containment Isolation System) |
C |
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7 |
4号機 |
補機冷却海水系海水ポンプ(A)用電動機点検時、上部ガイド軸受温度計検出器の絶縁抵抗測定値において、判定値外れが認められたため、当該温度検出器を交換。 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な
事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 以下のうち、法律に基づく報告事象に該当しない軽度な場合
・ 安全上重要な機器等の機能に支障を及ぼすおそれのある故障
・ 管理区域内の放射性物質の漏えいが継続している場合 など
・ 原子炉への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を
確保する観点から速やかに詳細を
公表する事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器の故障
・ 原子力発電設備に係わる機器に影響を及ぼす水の漏えい
・ 圧力抑制室等への異物の混入
・ 原子力発電設備に係る業務における人の障害 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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