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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成20年3月10日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成20年3月10日(月)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 10 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
原子炉建屋原子炉棟ストームドレン(SD)サンプポンプ(B)定例試験時、同ポンプ吐出弁にシートリークが認められたため、当該弁を点検。 |
D |
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2 |
1号機 |
設備監視時、格納容器内露点温度計の指示値にハンチングが確認されたことから、同温度計検出器に不具合が考えられるため、対応検討。 |
D |
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3 |
1号機 |
中性子計装系局部出力領域モニタ(LPRM)全校正時、同LPRM校正手順を誤ったことから、正しいLPRM校正結果が得られなかったため、対応検討。 |
C |
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4 |
2号機 |
設備パトロール時、電動機駆動原子炉給水ポンプ(B)給水調節弁後弁駆動用モータフレキシブル電線管に破損が認められたため、当該電線管を交換。 |
D |
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5 |
3号機 |
取水設備スクリーン洗浄水ポンプ(C)山側ストレーナオートベント弁において、同ベント弁に動作不良(ベント弁が開の状態)が確認されたため、当該ベント弁を点検。 |
D |
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6 |
4号機 |
原子炉給水ポンプ駆動用タービン車室水平面ボルト締付用ナットテンショナー装置点検時、同装置の水圧(粘性の高い水)を上昇したところ、ホースジョイント部から粘液の滲みが認められたため、当該装置ホースジョイント部を交換。 |
D |
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7 |
4号機 |
原子炉保護系電源装置(駆動用電動機・発電機セット)点検時、同発電機カップリング嵌め合い軸端部外径寸法及び電動機側・発電機側フライホイール軸端部外径寸法に判定値外れが認められたため、対応検討。 |
D |
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8 |
4号機 |
主復水器(A)冷却管目視点検時、同復水器A室冷却管に6本(A-1水室:2本、A-2水室:4本)の損傷管が認められたため、当該損傷管に閉止栓を取付。 |
D |
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9 |
3.4号廃棄物 処理設備 |
濃縮廃液系濃縮廃液ポンプ(B)点検時、同ポンプのインペラーとインペラーライナーの間隙寸法に判定値外れが認められたため、対応検討。 |
D |
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10 |
キャスク 保管建屋 |
キャスク保管建屋ストームドレン(SD)サンプピット内溶接部の浸透探傷検査において、指示模様が認められたため、当該指示模様発生部を補修。 |
D |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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