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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成20年1月16日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成20年1月16日(水)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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区分 3 : 1 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
3号機 |
3・4号機廃棄物処理建屋の中央制御室において、平成20年1月14日午前4時41分頃、廃棄物処理設備用海水ポンプ(A)の停止を示す警報が発生したことから、廃棄物処理建屋運転員が現場にて当該ポンプの停止を確認した。 その後、当該ポンプを点検していたところ、1月24日午後3時頃、当社社員が当該ポンプの吸い込み管及び羽根車と電動機をつないでいる軸が折損していることを確認した。 3・4号機廃棄物処理設備用海水ポンプは、屋外海側に3台設置されており、当該ポンプ以外の残る2台については機能が健全であることを確認しているが、今後、計画的に点検をしていくこととする。また、当該ポンプの不具合については、原子炉の安全性並びに運転に直接影響を及ぼすものではない。 今後、原因について詳細に調査する。 これによる外部への放射能の影響はない。 |
A |
・1月25日公表済 (PDF121KB) ・H20年1月25日グレード変更「D→A」 |
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その他 : 7 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
純水補給水系純水移送ポンプ(B)用電動機単体振動測定時、同電動機振動測定値に判定値外れが認められたため、対応検討。 |
D |
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2 |
1号機 |
500kV開閉所空気圧縮機(A)電動機点検時、同電動機負荷・反負荷側軸受ケース内径寸法及び嵌め合い値に判定値外れが認められたため、当該軸受ケースを補修。 |
D |
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3 |
2号機 |
取水設備スクリーン装置C号機点検時、固定式バースクリーン、バー回転式スクリーン及びトラベリングスクリーンの本体フレーム、バケット並びにトラベリングスクリーンのバスケットに塗装剥離が認められたため、当該剥離箇所を補修。 |
D |
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4 |
2号機 |
補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置海水ストレーナ切替(B→A)操作後、同海水ストレーナ(B)ドレン弁を開いたにもかかわらず排水されないことから、当該ドレン弁及び配管に詰まりが考えられるため、ドレン弁並びに配管を点検。 |
D |
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5 |
2号機 |
補機冷却海水系電解鉄イオン供給装置海水ストレーナ切替(B→A)操作後、同海水ストレーナ(B)出・入口弁にシートリークが認められたため、対応検討。 |
D |
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6 |
3号機 |
設備パトロールにおいて、廃棄物処理補機冷却系海水ポンプ(B)吐出配管用ベント配管継手部に腐食が認められたため、当該ベント配管を交換。 |
D |
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7 |
その他 |
3次マニュアル「1~4号機定例試験手順書」において、同手順書「記録の保管期間」の記載に誤記が認められたため、当該マニュアルの誤記を修正。 |
D |
・H19年4月6日 No.16関連 |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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