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平成19年度 不適合管理委員会報告情報(平成19年12月21日分) |
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◆ 不適合とは、本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)を言います。法律等で報告が義務づけられているトラブルから、発電所の通常の点検で見つかる計器や照明の故障など、広い範囲の不具合事象が対象になります。 |
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平成19年12月21日(金)に不適合管理委員会で審査された不適合事象は、下記のとおりです。 |
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その他 : 9 件 |
No. |
号機等 |
不適合件名 |
グレード |
備 考 |
1 |
1号機 |
主発電機水素ガス冷却装置の主発電機水素ガス注入操作時、水素ガスボンベ(A系)出口側配管にピンホール(穴)が認められたため、当該ピンホール箇所を補修。 |
D |
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2 |
2号機 |
加熱蒸気及び戻り系海水熱交換器建屋給気加熱処理装置入口圧力調節弁点検時、同装置給気加熱器コイルから水の漏えい(滴下なし)が認められたため、調査及び対応検討。 |
D |
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3 |
2号機 |
廃棄物処理補機冷却水ポンプ点検時、同ポンプ側のカップリングが回転子軸から外れないため、対応検討。 |
D |
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4 |
2号機 |
主発電機水素ガス冷却装置水素ガスボンベ切替時、水素ガス供給装置一次圧力調節弁(A)ハンドルのフランジ部から水素ガスの漏えいが認められたため、当該弁を点検。 |
D |
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5 |
2号機 |
設備パトロールにおいて、加熱蒸気及び戻り系非常用ディーゼル発電設備(B系)電気品室給気処理装置の流量バランス調節弁グランド部より蒸気漏えい(滴下なし)が認められたため、当該弁グランド部を点検。 |
D |
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6 |
2号機 |
加熱蒸気及び戻り系非常用ディーゼル発電設備(B系)電気品室給気処理装置温度調節弁点検による隔離操作時、同弁前弁グランド部より蒸気の微少漏えい(滴下なし)が認められたため、当該弁を点検。 |
D |
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7 |
3号機 |
炉心性能計算機(CMS)において、同装置の中央演算処理装置(CPU)冷却ファンに回転速度の一時的低下のメッセージが確認されたため、調査及び対応検討。なお、当該冷却ファンのメッセージによる炉心計算への影響がないことを確認。 |
D |
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8 |
4号機 |
主復水器連続洗浄装置ボール捕集器ピットサンプポンプ(B)点検時、当該ポンプのケースメタルと回転子軸の間隙測定値に判定値外れが認められたため、当該ケースメタルを補修。 |
D |
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9 |
4号機 |
第5回制御棒パターン調整停止用シーケンス作成時、第4回制御棒パターン調整停止用シーケンスに入力した制御棒価値ミニマイザのデータに入力誤りが認められたため、当該入力データを修正及び対応検討。なお、他号機の入力データに誤りがないことを確認。 (制御棒価値ミニマイザー:制御棒の挿入、引抜き手順が予め設定されている手順から外れた場合、制御棒の挿入及び引抜きを阻止するシステム。) |
C |
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公表区分 |
事象の概要 |
主な具体例 |
区分1 |
法律に基づく報告事象等の重要な事象 |
・ 計画外の原子炉の停止
・ 発電所外への放射性物質の漏えい
・ 非常用炉心冷却系の作動
・ 火災の発生 など |
区分2 |
運転保守管理上、重要な事象 |
・ 安全上重要な機器等の軽度な故障
(技術基準に適合する場合)
・ 管理区域内の放射性物質の軽度な漏えい
・ 原子炉等への異物の混入 など |
区分3 |
運転保守管理情報の内、信頼性を確保
する観点から速やかに詳細を公表する
事象 |
・ 計画外の原子炉または発電機出力の軽度な変化
・ 原子炉の安全、運転に影響しない機器等の故障
・ 主要パラメータの緩やかな変化
・ 人の負傷または病気の発生 など |
その他 |
上記以外の不適合事象 |
・ 日常小修理 など |
【原子力発電所における不適合事象の是正管理】
原子力発電所では、設備の健全性を維持し、安全運転を継続するため、発電所設備の定期検査や運転中の巡視点検、定例試験、点検・修理等を行っております。その中で、「不適合」が発見された場合には、「不適合管理マニュアル」に基づき、必要な是正措置を講じることとしております。
* 「不適合の定義」(JEAG4101-2000より)
本来あるべき状態とは異なる状態、もしくは本来行うべき行為(判断)とは異なる行為(判断)
○ 不適合管理グレード分け(不適合管理委員会にて決定)
管理グレード |
主な具体例 |
As |
・法令、安全協定に基づく報告事象
・プラントの性能、安全性に重大な影響を与える事象
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A |
・国、地方自治体等へ大きな影響を与える事象
・定期検査工程へ大きな影響を与える事象 |
B |
・国の検査等で指摘を受けた事象
・運転監視の強化が必要な事象
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C |
・品質保証の要求事項に対する軽微な事象 |
D |
・通常のメンテナンス範囲内の事象 |
対象外 |
・消耗品の交換等の事象 |
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(お問い合わせ)
福島第二原子力発電所・広報部・企画広報グループ
電 話 0240-25-1353 |
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